ダイエット効果のあるトレーニングはさまざまありますが、消費カロリーが多く効果的なダイエットトレーニングには「ボクササイズ」があります。
ボクササイズでの効果的なダイエット方法やメリット・デメリットを紹介していきます。
計算式
1.05×メッツ×運動時間×体重=消費エネルギー量 (kcal)
※メッツ(METs)とは安静時(1METs)に比べて運動のレベルを数値化したものです。
メッツ | 体重50kgの消費kcal(1時間) | |
軽いボクササイズ | 5.5メッツ | 288.75kcal |
激しいボクササイズ | 7.8メッツ | 409.5kcal |
ダイエット効果のある部位 | 腕、お腹、背中 |
運動の種類 | 有酸素運動 |
ダイエット効果が表れるのは? | 1ヵ月~ |
ボクササイズでよりダイエット効果を高めるための5つのポイントとは?
ボクササイズはウォーキングやジョギングよりも消費カロリーが多くダイエットには効果的な運動ですが、よりダイエット効果を得たいのであればこれから紹介する5つのポイントは押さえておいた方がいいでしょう。
ボクシングジムやスポーツジムに入会する
ボクササイズのダイエット効果をより高めたいのであれば、ボクシングジムやスポーツジムに入会することをおすすめします。
自宅でもボクササイズは行うことができますが、よりダイエット効果を高めたいのであれば広い室内が用意されてあるボクシングジムやスポーツジムといった専用のトレーニングルームがあるところの方が適しています。
また、ボクシングジムやスポーツジムに入会すれば、専用のトレーナーが付いてくれるのでよりダイエット効果を得ることができます。
ダイエットスーツを着用する
自宅でもボクシングジムでもボクササイズを行う場合には、ダイエットスーツといった機密性の高いトレーニングスーツを着用するといいでしょう。
ダイエットスーツを着用することで、体から出た熱を逃がさずそのまま溜めることができるので、よりカロリーの消費を促すことができます。
ダイエットスーツがないのであれば、動きやすく機密性の高いトレーニング着を着用するといいでしょう。
音楽を聴きながら行う
ボクササイズによるトレーニングは音楽を聴きながら行うと、よりダイエット効果を得ることできます。
音楽を聴くことで一定のリズムでミット打ちやシャドーボクシングを行うことができるので、途中で疲れてきてしまっても運動量を減らすことを防げます。
また、自分の好きな音楽を聴くことでよりボクササイズに集中することもできます。
トレーニング前とトレーニング後の食事に気を付ける
ボクササイズは一般的な運動よりもカロリーの消費量が多いため、トレーニング前とトレーニング後の食事には少し気を付けなければなりません。
トレーニング前は消化に時間のかかる食べ物はできるだけ避け、卵や鶏肉といったタンパク質が豊富に入っているものを食べるといいでしょう。
また、トレーニング後も筋肉の回復を促すためにタンパク質が含まれている者を食す方がよく、また大量の汗をかいたことで失われてしまったミネラルやビタミンを補うことのできる食べ物を一緒に食すとより効果的です。
ミネラルやビタミンが豊富に含まれる食べ物には、牛乳、チーズ、小松菜、青魚、果物といったものが挙げられます。
短時間でも継続して行うようにする
どのようなダイエットトレーニングでも継続して行うことでその効果を高めることができます。
ボクササイズは消費カロリーが多く短時間でも継続的に行うようにするとよりダイエット効果を高めることができます。
1日10~20分ほどでも継続的に行えば、かなりのダイエット効果を得ることができます。
ボクササイズによるダイエットを継続的に行うためのコツとは?
ボクササイズのダイエット効果を高めるためには、継続的に行うことが一つのポイントになりますが、そもそもどのようにすれば継続的にボクササイズを行うことができるのでしょうか?
ボクササイズは消費カロリーが多くダイエットにはおすすめのトレーニングですが、継続的に行うには以下のことを押さえておくといいでしょう。
1回のトレーニング時間を短くしてみる
ダイエットによるトレーニングが継続的に続けられない主な原因は、1回のトレーニングの時間を長く取り過ぎていることが挙げられます。
そのためボクササイズを継続的に行うためには、1回のトレーニング時間を長くし過ぎることなく、無理のない時間に設定してあげることです。
特にボクササイズを始めたばかりに頃は注意が必要で、最初は1回のトレーニング時間を30分前後といったできるだけ短い時間に設定しておく方がいいでしょう。
最初は軽く汗をかく程度で終わりにする
ボクササイズを継続的に行うためには、最初はトレーニングの時間を短く設定することがポイントになりますが、具体的には軽く汗をかく程度で終わりにするといいでしょう。
ボクササイズは運動量が多く、初心者が長時間のトレーニングを行ってしまうと体に対しての負担が大きくなってしまいます。
そうなってしまうと継続的に行うことが難しくなってしまうので、最初は軽く汗をかく程度に終わらせるように心がけると継続的にボクササイズを行えるようになります。
ボクササイズによるダイエットのメリット・デメリットとは?
ボクササイズはウォーキングやジョギングよりも消費カロリーが多く、ダイエットトレーニングとしては非常に優れています。
その他にもボクササイズにはメリットがあり主にストレス発散の効果が大きくなっています。
ただ、ジムへの入会や用具を揃えるなどの手間とお金の負担がデメリットになってしまいます。
ストレス発散をしながらダイエットを行える!
ボクササイズはミット打ちやサンドバッグ打ちといった運動が含まれているため、ダイエットの効果だけではなくストレス発散の効果もあります。
仕事や家庭でのストレスを抱えている場合にはボクササイズをすることで解消することができ、精神面でも健康的にすることができます。
ウォーキングやジョギングなどでもストレス発散をすることもできますが、ボクササイズの場合にはミット打ちやサンドバッグ打ちといったストレス発散の効果が高い運動を行えます。
ジムへの入会や用具を揃える手間とお金の負担が大きい!
ボクササイズのデメリットは、ボクシングジムやスポーツジムへの入会といった手間や時間が挙げられます。
また、ボクササイズを行うためにはグループやシューズといったものを揃える必要があるので、お金の負担も掛かってしまいます。
そのため、本格的にボクササイズによるダイエットを始めようとすると、ウォーキングやジョギングといったトレーニングよりもかなりハードルが高くなってしまいます。
ただ、ボクササイズはジムなどに入会しなくても、自宅でシャドーボクシングといったトレーニングをすることで、手間や用具を揃える負担を軽減することができます。
ボクササイズのダイエットの注意点や気を付けることとは?
最後に、ボクササイズを行ううえでの注意点や気を付けるべきことを紹介していきます。
これからボクササイズによるダイエットを始める人はチェックしておいた方がいいでしょう。
ストレスや準備運動をしっかり行ってから開始する
ボクササイズは一般的なウォーキングやジョギングよりも運動量が多く、また体の動かし方も普段とは違った動きが多いトレーニングです。
膝を長いこと曲げながら体をよじってミット打ちやサンドバッグ打ちを行ったり、かかとを浮かしながら細かくステップを踏むといった普段とは違った運動を継続的に行います。
そのため、ボクササイズのトレーニングを開始する前には十分なストレッチや準備運動をすることが重要です。
事前に重要なストレッチや準備運動をしておかねければ、アキレス腱や関節などを痛めてしまう場合があります。
水分補給を小まめに行う
ボクササイズを行う場合には水分補給を小まめに行うようにして下さい。
ウォーキングやジョギングよりも運動量が多く汗をたくさんかくため、小まめに水分補給を行わなければ体に対しての負担が大きく掛かってしまいます。
また、ボクササイズはサウナスーツを着用することでより効果的なダイエット効果を得ることができますが、その際には大量の汗をかくことが多くより水分補給には注意しなければなりません。
また、汗をかくことによって体内のミネラル分も失われているので、塩分補給も小まめに行いながらトレーニングをする方がいいでしょう。
ボクササイズでダイエットまとめ
ボクササイズはウォーキングやジョギングよりも運動量が多くダイエットにはおすすめのトレーニングです。
ただ、ジムへの入会や用具を揃える手間や負担がデメリットになってしまうので、最初は自宅や公園などでシャドーボクシングから始める方がいいでしょう。
その際には、事前にストレッチや準備運動をしっかりと行い、小まめに水分補給をするようにして下さい。